
古いアパートのビフォーアフター実例!見た目改善と住み心地を考えるポイントをご紹介
築年数が経ったアパートというと、「古いから入居者に選ばれにくい」「家賃を下げなければ空室が埋まらない」と考えてしまうオーナー様も多いのではないでしょうか。
また、賃貸住宅を探している方も、物件情報に記載された築年数を見て、候補から外してしまうことがあるかもしれません。
しかし、建物の築年数そのものを変えることはできなくても、外壁修繕や配色の変更、室内リフォームによって、物件の見た目や第一印象は大きく変えることができます。
特に現在の賃貸募集では、インターネット上の写真を見ながら複数の物件を比較することが一般的になっているため、「写真を見たときに気になる物件になるか」という視点も重要です。
そこで今回は、当社が手掛けた築33年のアパートのビフォーアフター事例を交えながら、古いアパートの外観・室内リフォームによる見た目改善と差別化についてご紹介します。
空室対策を検討しているオーナー様はもちろん、リフォームされた築古賃貸を探している方も、ぜひ参考にしてみてください。
築古アパートは見た目を変えることで印象が変わる
賃貸住宅を探す際、多くの方が最初に目にするのは、不動産情報サイトなどに掲載されている外観や室内の写真です。
家賃や間取り、立地条件が希望に合っていても、外壁の色あせや古い内装などが目立つと、築年数以上に古い印象を持たれてしまうことがあります。
反対に、築年数が経過した建物でも、外壁の色や室内の内装を現在の感覚に合わせて整えることで、同じ建物とは思えないほど印象が変わるケースがあります。
築古アパートでは、こうした「見た目の違い」が入居希望者の興味を引くきっかけになります。
特に現在は、スマートフォンで複数の賃貸物件を短時間に比較できるため、募集写真の第一印象は以前にも増して重要になっています。
同じような家賃や広さ、立地の物件が並んでいる場合でも、外観が明るく現代的に見えたり、室内がすっきりとしたデザインになっていたりすると、物件詳細を見てもらえる可能性も高まります。
そのため築古アパートの空室対策では、家賃を下げることだけではなく、「写真を見たときに他の物件との違いが伝わるか」という視点で考えることも大切です。
もちろん、外壁や屋根などに劣化がある場合には、建物を維持するために必要な修繕を行うことが前提です。
そのタイミングで外壁の配色を変更したり、階段や共用部分の色を統一したりすることで、修繕と同時に建物全体のイメージを変えることができます。
また、室内についても壁紙や床、建具、水まわりなどを見直すことで、築年数を感じさせにくい空間にすることができます。
「築古だから仕方ない」と考えるのではなく、変えられる部分に手を加えることが物件の差別化につながります。
| 改善前に目立ちやすい部分 | リフォーム内容 | 改善後の印象 |
|---|---|---|
| 色あせた外壁 | 外壁修繕・配色変更 | 明るく現代的な外観 |
| 古さを感じる共用部 | 階段・照明・色の見直し | すっきりした印象 |
| 古い室内 | 内装・設備リフォーム | 現在の生活に合った空間 |
外壁修繕と室内リフォームで差別化するポイント
古いアパートの見た目を変えるうえで、大きな効果が期待できるのが外壁です。
外壁は建物の中でも面積が大きく、募集写真でも目に入りやすいため、色が変わるだけでも建物全体の印象は大きく変化します。
例えば、落ち着いたグレーやベージュなどをベースに、黒や濃いグレーをアクセントとして取り入れると、派手になり過ぎず、すっきりとした現代的な外観にまとめやすくなります。
周辺環境や建物の形状とのバランスを考えながら配色を決めることがポイントです。
外観とあわせて、階段や廊下、エントランスなどの共用部分も見直してみましょう。
例えば、外壁だけを新しくしても、階段や手すりなどが以前のままでは建物全体として統一感が出にくいことがあります。
外壁と共用部の色合いをそろえたり、階段部分を明るい色へ変更したりすることで、建物全体のイメージをまとめることができます。
ビフォーアフター写真で比較したときにも違いが分かりやすいため、募集時のアピールポイントにもなります。
さらに、入居希望者が実際に暮らす室内のリフォームも重要です。
壁紙や床を張り替えたり、和室を洋室へ変更したりすることで、現在の生活スタイルに合った空間へ変えることができます。
また、浴室やトイレ、エアコンなどの設備を交換すれば、見た目だけではなく実際の使いやすさや快適性も高まります。
すべてを新築同様にする必要はありませんが、入居希望者が気になりやすい部分を優先してリフォームすることで、築古物件でも十分に魅力を伝えることができます。

| リフォーム箇所 | 主な内容 | 募集時のポイント |
|---|---|---|
| 外壁 | 修繕・塗装・配色変更 | 外観写真の印象を変える |
| 共用部 | 階段・照明・色の統一 | 建物全体にまとまりを出す |
| 室内 | 壁紙・床・和洋変更 | 現在の暮らしに合う印象へ |
| 設備 | 浴室・トイレ・エアコン等 | 見た目と住み心地を改善 |
当社事例|築33年アパートのビフォーアフター
ここからは、当社が実際に手掛けた築33年のアパートをご紹介します。
築年数だけを見ると古い物件に分類されますが、外観と室内の両方をリフォームすることで、建物の印象を大きく変えました。
外観については、建物の形状や周辺環境との調和を意識しながら、落ち着いたグレーをベースに、アクセントとして濃い黒を取り入れています。
以前の外観と比較すると全体が引き締まり、シンプルで現代的な雰囲気へ変化しています。
ビフォーアフターを並べることで、外壁の色やデザインが建物の印象に与える影響も分かりやすくなります。
また、階段部分についても見た目を変更しています。
階段ステップは白をベースとした明るい色へ変更し、外壁のグレーや黒とのコントラストを付けました。
白を取り入れることで階段部分が明るく見えるだけでなく、暗い時間帯には段差も確認しやすくなります。
外壁だけを単独で考えるのではなく、階段や共用部分まで含めて色の組み合わせを考えることで、建物全体としてまとまりのあるデザインになりました。
室内についても全面的にリフォームを行っています。
和室から洋室への変更を含め、床や壁などを現在の生活スタイルに合わせた内装へ変更しました。
さらに浴室とトイレを新しいものへ交換し、エアコンについても新しい設備へ変更しています。
外観だけをきれいにするのではなく、実際に生活する室内までリフォームすることで、写真を見たときの印象と入居後の住み心地の両方を改善しています。
築33年という年数は変わりませんが、ビフォーアフターを見ると、リフォームによって物件の見え方を大きく変えられることが分かります。

| 改善箇所 | 当社事例の内容 | 改善後のポイント |
|---|---|---|
| 外観 | グレー+黒の配色へ変更 | 落ち着いた現代的な外観 |
| 階段 | ステップを白基調へ変更 | 明るさとデザイン性を向上 |
| 室内 | 全面改修・和洋変更 | 現在の暮らしに合う空間 |
| 設備 | 浴室・トイレ・エアコン交換 | 見た目と住み心地を改善 |
見た目の改善を入居募集につなげるポイント
アパートを所有するオーナー様にとって、外壁修繕や室内リフォームを行う目的のひとつは、募集時に周辺の競合物件との差をつくることです。
築古物件の場合、新築や築浅物件と築年数で競うことはできませんが、外観や室内のデザイン、設備など、今から変えられる部分はあります。
周辺に似た家賃や間取りの物件がある場合でも、外観写真や室内写真を見たときに「この物件をもう少し見てみたい」と思ってもらえることが、問い合わせや内見につながる第一歩になります。
そのため、リフォームを行った後は、募集写真にもこだわりたいところです。
外観は建物全体が分かる位置から撮影し、室内は明るい時間帯に撮影すると、リフォーム後の雰囲気が伝わりやすくなります。
また、外壁の配色変更、和室から洋室への変更、水まわり設備の交換など、今回のように大きく変わった部分は、募集情報の中でも積極的に紹介するとよいでしょう。
オーナー様自身が「どこを変えたのか」を分かっていても、写真や説明に掲載しなければ、入居希望者にはその良さが十分に伝わらない場合があります。
一方、賃貸住宅を探している方にとっても、築年数だけで候補を絞り込まないことはひとつの考え方です。
築年数が経過した物件でも、外壁や室内がリフォームされ、水まわりやエアコンなどが新しくなっていれば、見た目や住み心地が築年数から想像するものとは大きく異なる場合があります。
物件情報を見る際には「築○年」という数字だけでなく、リフォーム履歴や掲載写真、設備がいつ更新されているかなども確認してみるとよいでしょう。
築古アパートならではの家賃帯と、リフォームされた室内の両方が希望に合えば、新たな選択肢になる可能性があります。
| 見る立場 | 注目したいポイント | 考え方 |
|---|---|---|
| オーナー様 | 競合物件との見た目の違い | リフォームで差別化 |
| 募集時 | 外観・室内の写真 | 改善した部分をしっかり見せる |
| 入居希望者 | リフォーム内容・設備 | 築年数だけで判断しない |
まとめ
築年数が経過したアパートでも、外壁修繕や室内リフォームによって、物件の見た目や第一印象を大きく変えることができます。
外壁の配色を変更したり、階段などの共用部分に明るい色を取り入れたり、室内を現在の生活スタイルに合うデザインへ変更したりすることで、築年数だけでは伝わらない新しい魅力をつくることができます。
当社の築33年アパートの事例でも、グレーと黒を基調とした外観への変更、白を基調とした階段、和室から洋室への変更、浴室・トイレ・エアコンの交換などを行い、建物全体の見た目と住み心地を改善しました。
古いアパートだからといって、建て替えや家賃の値下げだけが選択肢ではありません。
現在の建物を活かしながら、外壁や室内に手を加え、募集時に物件の魅力が伝わりやすい状態へ変えていくことも空室対策のひとつです。
また、賃貸住宅を探している方も、築年数だけではなく、リフォーム内容や現在の室内・設備を確認することで、自分に合った物件を見つけやすくなります。
当社では、物件の状況やご予算を踏まえながら、外壁修繕や室内リフォーム、空室対策、賃貸募集についてのご相談を承っています。
築古アパートのリフォームや入居募集についてお悩みのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。
※2026年9月時点、弊社所有物件の写真を参考にしています※